結石は夜作られる。
アニマルドッグでJunoも指摘されたましたが、ミニチュアシュナウザーは結石のなりやすい犬種のようです。
ほかにもパグ、ペキニーズ、ヨークシャーテリア、ビーグル、 ダックスフンド、ウェルシュコーギー、ブルドッグ、およびコッカースパニエルなどの小型犬は、膀胱結石を形成する傾向があります。 また、 ダルメシアンは尿酸膀胱結石を形成しやすいようです。
犬の膀胱結石って?
膀胱結石の形成は、膀胱の尿中鉱物沈澱物が多く集まると、結晶し、時間の経過とともに「石」になり、結石が大きくなると、尿道の閉塞を引き起こす可能性があります。また、排尿することができませんので、犬が毒素や廃棄物を体内から尿中に排泄できないという深刻な状態になり、 尿道から結石を除去するための緊急手術が必要になります。
結石になったことのある人はお分かりかと思いますが、排尿時の痛みや結石が尿路を傷つけ血尿になったり、炎症を起こしたりとするそうです。人間は痛みを表現できますが、ワンコは痛みを表現できないので、普段からワンコを観察して病気にならないように心掛けましょう。
結石の見分け方って?
・おしっこの頻度が減る。おしっこのモーションに入ってもおしっこをしない。
・おうちおしっこできる子:トイレシートのおしっこの跡にピンク(赤)の斑点(血尿)がある。
・お外おしっこの子:透明のプラスチックのコップ(ペットボトルを半分に切ったモノでもOK)に朝一のおしっこを取って、しばらくして覗き込んでみるとキラキラした物(結石)が見えたら、結石予備軍です。
(あくまでイメージですけど、紅茶にグラニュー糖を入れた時のように見えます)
結石の原因って?
食事
タンパク質、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルの高い食事は結石になりやすいようです。
具体的には
「野菜」
Junoの場合、食事の嵩増しにキャベツをあげていたんですけど、基本的にダメみたいです。
野菜をまったくなくさなくてもいいと思いますが、Junoのように毎食事にあげるのはよくなかったと反省しています。
たまにおやつ程度であげるのはいいのかと。
「歯磨きガム」
メーカーさんによっては結石になりにくい歯磨きガムを出しているところもあるので、これは一概にすべてダメってわけではないと思います。
Junoにあげていた歯磨きガムの原材料をみるとカルシウムが入っていたので、開封したてだったんですけどやめました。
年齢
Junoは1歳半のアニマルドックで発見しましたが、加齢に伴い膀胱結石を発症する傾向にあるようです。
人間も一緒ですね。
結石の対策と予防とは?
結石は夜作られる。と言われるように尿の濃度が濃くなると結晶ができやすくなるようです。
なので、水分をいっぱい取らせ、頻繁におしっこをさせるのがいいようです。
水
Junoは、ウォーターボトルが苦手みたいであまり水を飲んでくれなかったので、ミニシュナを飼われている看護師さんの相談したところ、ジェックス ピュアクリスタル超小型犬用を薦められました。
ウォーターボトルは毎日水を交換しても濁ってしまったりヌメリがついてしまったり、なかなかキレイな水をって難しいですけど、ピュアクリスタルは、水をポンプで循環させて、フィルターでろ過するので、いつでもキレイでおいしい水を作る仕組みになっているようです。
しかも超小型犬用でも1.8L入るので、3、4日は持ちます。
掃除も1週間に一度(夏場は2、3日に一度)と手間もかからないのが助かってます。
掃除は、ポンプも分解できるので中まで洗ってあげましょう。
飼い主さんも楽ができて、わんこもいつでもおいしい水が飲めるのでいいことづくめですよ。
フィルターの交換時期は1ヶ月に一度。
1箱に2枚入ってます。
食事
それと、前も書きましたが、食事療法として、獣医さんからロイヤルカナンのPHコントロールを薦められました。
PHコントロールは、下部尿路疾患(ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の犬に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。この食事は、マグネシウムなどのミネラル成分を調整しています。
おやつ
あと、おやつはビスケット系がいいかと。
ビスケット食べたあと、口の中の水分が取られるのか、水をよく飲んでくれます。^^;