熱中症って?
熱中症
熱中症に関する記事を連投していますが、そもそも熱中症ってどんな症状でどう対応すればいいかをまとめてみました。
熱中症の症状
熱中症となったワンコには、次のような症状が見られます。
熱中症の初期症状
- 口を大きく開けて、ハァハァと息苦しそうに呼吸をする
- よだれを大量に出す
- 嘔吐や下痢
- 一時的にふらついて倒れる
- 目や口腔粘膜の充血(赤レンガ色、やや暗めの赤色)
熱中症がさらに進行した場合
- 虚脱や失神
- 筋肉のふるえ
- 意識の混濁(呼びかけにあまり反応しなくなる)
- 完全に意識がなくなる
- 全身性のけいれん発作
症状がかなり進行
- 吐血や下血(血便)、血尿
- 酸素をうまく取り込めずチアノーゼ
最悪の場合はショック症状を起こし、命に関わることもあります。
熱中症になったら・・・
熱中症になったときの対応
意識がある場合
一刻も早く体を冷やし、水分補給することが大切。
- 木陰など涼しい場所に移動させ、冷水で濡らしたタオルを体(頭や脇の下、内股の付け根)にあてたり、タオルを絞りながら水を掛けたりして体温を下げることが重要。
- 水が飲める状態であれば、水をたくさん飲ませる。
その際、スポーツドリンクがあれば、それを水で2倍くらいに薄めて飲ませてみるのも効果的。
- 症状が落ち着いたとしても、必ず動物病院で診察を受けましょう。
意識がない場合
身体を冷やして一刻も早く動物病院へ。
- 木陰など涼しい場所に移動させ、冷水を体全体にかけるなどして急いで体温を下げる。
- 処置を行いながら動物病院と連絡を取り、一刻も早く動物病院に連れて行きましょう。
症状を悪化させないためにも慌てず、応急処置を行いましょう。
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